瞑想の方法について

瞑想を始めたいけれど、または実践しているけれど

 

どのようにすれば良いのか分からない人は沢山います。

 

そこで、今回は瞑想を行う際に一番の基本となる

 

『数息観』をお伝え致します。

 

数息観とは坐禅でも行われる潜在意識の浄化法のひとつです。

 

瞑想をすると、すぐにわかると思いますが

 

眠くなる。雑念が止まらない。

 

その様な状態が続けば、瞑想はとても辛いものになります。

 

そこで、この数息観を行い閉眼の状態で集中力をつけ、眠気を払い、雑念に気づくというトレーニングを行います。

 

方法は至ってシンプル。

 

安定した坐法を組んだら、鼻から吸って鼻から吐くゆったりとした腹式呼吸を行います。

 

腹式呼吸が分かりずらければ右手をお腹に当てて下さい。

 

目を閉じて行いますが、すぐに眠くなる方は優しく目をあけても構いせんが

 

視線は一点に留めるようにして下さい。

そして、呼吸を1~５０まで数えます。

 

吸って、吐いてで１です。

 

きっと、すぐに集中が切れて雑念が湧くと思います。

 

呼吸を数えること以外はすべて雑念ですから

 

数息以外の考えが浮かんだら、自らそのことに【気づいて】

 

数息することに集中を戻します。

 

その繰り返しです。

 

雑念で数を忘れてしまった場合は、１に戻って数えなおします。

 

これを10分間タイマーをかけて行いましょう。

 

足がしびれたり、苦痛に感じる場合は5分間だけでも構いませんが

 

２，3か月毎日つづけていると少しづつ身体も心も瞑想になれてきますから

 

そうしたら坐る時間を徐々に延ばして、20分を目指して下さい。

 

オススメの時間帯は早朝ですが、どうしても時間が作れない場合は昼間でも夜でも問題ありませんが

 

空腹時をおすすめします。お腹が満たされていると睡魔との戦いになってしまうからです。

 

まずは、数息観を2.3か月毎日です。

 

徐々に、坐ることに慣れて【雑念】と【集中】区別がつくようになれば次の段階へ進みます。